今日の絵本。
絵本名: すてきな三にんぐみ
作者: トミー・アンゲラー
翻訳: 今江祥智
発行先: 偕成社
私評価: ★★★★★
でだしがミステリアスな雰囲気で、こわごわドキドキさせられ、
途中からえ~まさか、こう来るかとちょっと驚き、
でも、ほんわかやさしい気持ちになり、
最後には偉業を成した三人の誇らしさと感動がある。
最初の身分なんて関係ないんだな~と思わせた力があったね^^
それは、どんな人間にも言える共通点だが、
生まれた環境や身分は自分で選べる訳もなく、
別に何故どうして自分はそこにいるのかわからなくてもいい、
社会で生きているうちに自分の目的を見つけて、
それを行動に移せば、何かを残す事ができる。
そして、面白い事に社会の矛盾を風刺しているのを気づいたろうか、
普通の人々が社会の歪みかなんか知らないけど、
決して捨ててはならないものを捨て、
山賊のような社会から悪者とされるこの三人が、
それを拾って行くんですね~しかも大事に育てて行くんです。
大人も考えさせられたよぉ(@_@;)